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"寺山修司の後継者"と評される異才の最新作! 映画『ひそひそ星』監督・脚本 園子温氏インタビュー

2016年05月13日

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株式会社クリーク・アンド・リバー社

当社が運営するCREATIVE VILLAGEのインタビューコーナーにて、映画『ひそひそ星』で監督・脚本・プロデュースを務める監督・脚本 園子温氏にインタビューを行いました。
 
時代や世間を挑発する作品で、常識に疑問符を投げかけてきた園子温監督。かつては詩や小説、漫画、演劇など、様々な表現手段のひとつとして映画に取り組んでいたと教えてくれました。そんな園氏が25歳の時に運命の出会いが。大島渚監督に「25歳にもなってまだ迷っている奴は、何やっても失敗する!」と叱咤激励されたことが後押しとなり、映画に絞ることに決意したと言います。映画『ひそひそ星』は、2013年に自身で設立したシオンプロダクションの記念すべき初作品。本作に対する思いはもちろんのこと、映像の世界を目指す若者たちへメッセージもいただいております。映画界でも常に異彩を放ち続けてきた異才のインタビューは見逃せません。是非、ご一読ください。
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▼インタビュー・作品情報はこちらをご覧ください
http://www.creativevillage.ne.jp/11645
 
 
■園子温(その・しおん)氏 プロフィール
1961年12月18日生まれ、愛知県出身。
17歳で詩人デビュー。「ユリイカ」「現代詩手帖」に続々と詩が掲載され、"ジーパンをはいた朔太郎"と称される。法政大学入学後、8mm映画を手掛ける。『俺は園子温だ!』(85)がPFF入選、『男の花道』(87)でグランプリを受賞。ぴあスカラシップ作品として制作された16mm映画『自転車吐息』(90)は、ベルリン映画祭正式招待のほか、30を越える映画祭で上映。同作品はヨーロッパ及びアジアでの縦断公開が2年あまり続いた。
『部屋/ THE ROOM』( 93 )では、サンダンス映画祭審査員特別賞を受賞。同作品はベルリン映画祭、ナント三大陸映画祭、ロッテルダム映画祭、など49の映画祭で紹介される。『桂子ですけど』(97)など、映画制作を続ける一方、街頭詩パフォーマンス「東京ガガガ」を主宰、4,000人のパフォーマーが渋谷のストリートで展開。以後、衝撃作を続々と誕生させ、各国で多数の賞を受賞。その後、『愛のむきだし』(08)での第59回ベルリン国際映画祭フォーラム部門 カリガリ賞・国際批評家連盟賞を筆頭に、『冷たい熱帯魚』(11)での第67回ヴェネチア国際映画祭オリゾンティ・コンペティション部門・第35回トロント国際映画祭ヴァンガード部門正式出品、『恋の罪』(11)では第64回カンヌ国際映画祭監督週間での上映し、この年の話題をさらう。『ヒミズ』(12)では、第68回ヴェネチア国際映画祭にて主演の二人に同映画祭の新人賞であるマルチェロ・マストロヤンニ賞をもたらし、大きな話題になるなど世界的にもっとも評価されている日本人映画監督の一人。
『希望の国』(12)は原発事故の問題を正面から描き、国内外に悲惨な現実を伝え、 第37回トロント国際映画祭にて「最優秀アジア映画賞」を受賞。14年には『TOKYO TRIBE』、15年には『新宿スワン』、『ラブ&ピース』、『リアル鬼ごっこ』、『映画 みんなエスパーだよ!』など、監督作が続々と公開された。さらに同年7月にはChim↑Pomキュレーションによる初の個展「ひそひそ星」展を開催。同時期にワタリウム美術館にて絵本「ラブ&ピース」の原画展も開催。9月にChim↑Pom主催の「Don’t Follow the Wind」展(ワタリウム美術館)にて映像インスタレーションを発表。待機作には、『新宿スワン2』(16)がある。


 

この件に関するお問い合わせ

株式会社クリーク・アンド・リバー社 経営企画部

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