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年度プレスリリース

2015.10.20
株式会社クリーク・アンド・リバー社
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『第1回TANPEN AWARD』 大賞受賞作品 決定!
椎名誠氏が選出した稀代の"冒険ガール"が作家デビュー!

当社が開催した公募新人短編文学賞『第1回TANPEN AWARD』大賞の受賞作品が阿部静氏が書いた冒険エッセイ『雪の家』に決定いたしました。
本作は、本日10月20日(木)発売の椎名誠氏がプロデュースする雑誌『旅ゆけばヒトモノケモノバケモノと会う とつげき!シーナワールド!!4』に掲載されます。

Amazon: http://goo.gl/hfEvPR 
楽    天: http://books.rakuten.co.jp/rb/13422534/


『第1回TANPEN AWARD』では、旅を棲家とする作家 椎名誠氏がコミッショナーを務め、次世代を担う「冒険エッセイスト」を募集いたしました。全応募作品の中から、椎名氏が『雪の家』を選出。“国内の冬山ではきわめてまれな本格的雪洞やイグルー*をこしらえて、そこを寝場所にした旅をしていることに驚嘆した”と率直な選評を述べています。『雪の家』は、世界で最も危険な山とも言われる冬の八ヶ岳を旅した経験をショートエッセイとしてまとめたもの。道無き銀世界を突き進む男勝りな一面と、雪の家ではこだわりの食材で生活を楽しむ女性らしい一面がテンポよく描かれています。

著者の阿部氏は、横浜美術短期大学(現・横浜美術大学)を卒業後、美術活動を行う傍ら、“旅人”としてのキャリアをスタートいたしました。現在では国内外問わず旅に出かけ、山のみならず、孤島などにも足を運ぶ冒険好きのアラサー女子。冒険や旅をテーマにした作品を生み出すには十分すぎるほどの経験と勇敢さの持ち主です。当社は今後、“冒険ガール”阿部氏が書いた 『雪の家』の電子書籍制作・配信に加え、英語への翻訳と海外への配信も行う予定です。

 

       第1回 TANPEN AWARD 大賞受賞作品 概要       
 

■作品名:『雪の家』

■著 者:阿部 静 氏 ※受賞コメントは下記をご覧ください

■大賞受賞作品掲載誌

shinaworld4_cover.jpg『旅ゆけばヒトモノケモノバケモノと会う とつげき!シーナワールド!!4 』

発売日:10月20日(火)
発 行:椎名誠 旅する文学館
発 売:クリーク・アンド・リバー社

特 集:旅ゆけばヒトモノケモノバケモノと会う
    佐藤秀明/山本皓一/中村征夫/椎名誠/高野秀行/蔵前仁一 他

巻頭カラー:野又穫コレクション「銀河系辺境惑星QZの静かな午後」

Amazon: http://goo.gl/hfEvPR
楽   天:http://books.rakuten.co.jp/rb/13422534/

【主な販売書店】
紀伊國屋書店、丸善ジュンク堂書店、文教堂、BOOKJAM、アマゾン、楽天ブックス



阿部 静 氏 プロフィール
1988年東京都生まれ。横浜美術短期大学(現・横浜美術大学)卒業後、美術活動を行う傍ら、旅をし始める。
背負えるだけのものを持ってどこへでも行く。最近は魚突きに興味がある。



■阿部 静 氏の受賞コメント
 これだけの長さの文章を書き上げたのは初めてだった。
 
今回この賞をいただいた文章は人生二度目の雪山での経験を書いたものだ。
 二度目ということはわたしたちは雪山シロウトだということがわかると思う。
雪山のベテランからしたら舐めたマネだと思われるかもしれない。
確かに無茶なところはあった。
しかしながら、自分ができることより少し難しそうなことをしようとしてしまうところがあるのでいつも無茶がついてまわる。
 
思えば3年前にバイクの免許を取得して、オフロードのカブを手に入れてからこのような旅がはじまった。
知識もロクにないのにもかかわらず、バイクで旅に出たがためにわたしは多くの失敗をしてきた。
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幸い旅のパートナーがいたので彼にもたくさん助けられた。
 キャンプ道具をバイクに積んで移動する旅は、ときには荷物を背負い、
バイクで入っていくことのできない山へ歩いて行く旅となっていった。
 
 「山シロウト」となったわたしたちは旅を続けるために手探りで山を知ろうとしていた。
山の道のりは険しく、さらなる深みにはまっていく。
山を歩く旅は縦にも横に
も道がのび、歩みを進めるたびに自分がいつまでたってもシロウトであることを自覚さ
せられる。

 わたしたちは山シロウトでありながらとうとう雪山にきてしまった。
雪山もまた這いつくばるように歩みを進めなければならない。
まだまだ果てしない道が続いているのだ。
 そうやって、シロウトである自分に挑み続け、二度とこんな目に遭ってたまるかと思い、
しかし気づいたら知らない道をまた歩きはじめている。
 シロウトであるがゆえに歩いた道のりはわたしの中にすとんと落ち、記憶の地図が積み重なってゆく。
 
 雪の家で過ごした時間は日を増すごとに大きな地図となって立ち現れた。
大事にしまっておくには大きすぎたので、もう一度広げて辿っていく必要があると思い、
ひとつひとつの道程を文面にすくいあげた次第だ。
 
 わたしの旅はまだまだ未熟であり、文章もまたそうであると思う。
それでも評価していただいたことに感謝し、雪の家での経験を留めて、
広大な地図にのびゆく道を目指して歩みを進めていきたい。



『TANPEN AWARD』は、新しい才能を発掘し世界に向けて発信することを目的に創設されました。毎回1つのテーマについての短編小説・短編エッセイ・短編コミックを募集し、当社エージェンシーに所属する著名な作家たちがコミッショナーとして応募作品の審査を行います。大賞受賞作品は、当社が電子書籍の制作・配信を行い、英語版を海外へと向けて配信いたします。受賞作家はデビュー後、当社がエージェントとして出版のみならず、幅広く活躍できる場を提供してまいります。


第2回 TANPEN AWARD 「サイコラブコミック」の募集!
この件に関するお問い合わせ

株式会社クリーク・アンド・リバー社

経営企画部 TEL:03-4550-0008

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