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久坂部 羊 『神の手』が韓国でドラマ化!!

2016年07月27日

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株式会社クリーク・アンド・リバー社

当社は、医師としての顔も持つ人気作家・久坂部 羊氏が描いた医療小説『神の手』(出版社:幻冬舎)の韓国国内における映像化権に関して、著者の久坂部氏および出版社の株式会社幻冬舎より許諾を頂き、韓国の映像製作会社・株式会社KPJとのライセンス契約の締結をサポートいたしました。
『神の手』は、主人公の外科医・白川が21歳の末期癌患者・古林章太郎の痛みを取り除くために安楽死させたことから物語は始まります。この安楽死が引き金となり、医療業界、政界、メディアは安楽死推進派と反対派に分断されます。法案成立とその阻止に向けて世論は激しく揺さぶられ、当事者である白川も自身の判断が正しかったのか、煩悶を続けるという医療小説。医師としての顔も持つ著者・久坂部氏が描くその世界はリアリティに満ち溢れ、"安楽死"に対する読者の倫理観を鋭く深くえぐります。
久坂部氏の医療小説はこれまで、『無痛』および『破裂』がそれぞれ日本でドラマ化され、いずれも大好評を博しました。この度、『神の手』のドラマ化を担当することになった映像制作会社・KPJの代表・チャン・ジンウク氏は、『冬のソナタ』のヒロイン役を演じたチェ・ジウ氏のマネージャーをかつて務めていた人物です。韓国芸能界で幅広いネットワークを持っており、著名な韓流スターたちが本ドラマにもキャスティングされることが予想されます。


  原作小説 『神の手』 概要  
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■原作小説 『神の手』(上・下) 

著 者:久坂部 羊
出版社:幻冬舎
≪内容≫
21歳の末期がん患者・古林章太郎の激痛を取り除くため外科医の白川は最後の手段として安楽死を選んだ。だが章太郎の母・康代はそれを告発した。殺人か過失致死か。状況は限りなく不利だったが謎の圧力で白川は不起訴に。背後に蠢く安楽死法制化の画策と世論誘導。マスコミを使って阻止を図る康代。白川は困惑しつつも激流に呑み込まれていく。
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当社は中国、韓国に現地法人を設け、積極的に日本のコンテンツを海外へ展開する版権エージェンシー事業を展開しています。新田たつお氏のコミック『静かなるドン』(出版社:実業之日本社)やホラー漫画家・伊藤潤二氏のコミック作品群(出版社:朝日新聞出版)の映像化権に関しては中国のコンテンツ制作会社へ、浅田次郎氏の小説『椿山係長の七日間』(出版社:朝日新聞出版)の映像化権に関しては韓国のエンターテインメント企業へ橋渡しを行いました。当社は今後も、理念である「プロフェッショナルの生涯価値向上」の実現に向けて、日本の作家・漫画家の作品が、国境や言語を越えて様々な形で親しまれるよう事業を展開してまいります。



この件に関するお問い合わせ

株式会社クリーク・アンド・リバー社 経営企画部

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