当社と上海現地法人 CREEK & RIVER SHANGHAI Co.,Ltd.（以下C&R上海）北京営業所は、4月に中国・北京で開催された「第7回北京国際映画祭」会場で行われた「フィルム・マーケット」（4月19日～21日：中国現地時間）において、中国の映画やドラマ制作会社、ネット配信会社など、昨年比で約20％増の240社と商談いたしました。

中国では、4月初旬に東野圭吾氏原作の中国版映画「容疑者Xの献身」がリメーク上映され、3週間ほどで興行収入が4億人民元（約64億5千万円）の大ヒットを記録。昨今の中国のコンテンツビジネスの隆盛と社会情勢も相まって、日本のコンテンツへの注目が例年以上に高まった中での、本フィルムマーケットの開催となりました。

当社は2013年から同マーケットに出展する版権エージェンシーとして、日本のマンガや小説などの映像化権や、日本のドラマや映画脚本のリメーク権など約100タイトルを紹介。今回の出展では「推理」「ミステリー」「コメディ」「青春」「純愛」「学園」「冒険」「ファンタジー」「ビジネス」「癒し」など、中国の人気ジャンルのマンガや小説をほぼ網羅したほか、テレビドラマや映画の脚本も紹介いたしました。日本原作のコンテンツ紹介のほか、日本の監督や音楽ディレクターへの制作協力の相談や、衣装、メイク、美術デザインへ協力要請も、多数いただいております。

中国での商談を基に、日本での版権担当エージェントが既に出版社やテレビ局などに対して、中国ビジネスのスピード感に合わせた交渉を既に開始しております。

C&R上海　北京営業所は、2014年1月に中国の大手民営出版社や発行会社（書籍の流通企業）など、326社から成る「中華全国工商業聯合会図書業界商会」主催の「2013年中国民営図書業界表彰式」において、世界的な50社の版権エージェンシーの最高位である「年度最優秀版権代理機構賞」を受賞し、中国の版権エージェンシーとして確固たる地盤を築いております。