中国 コンテンツビジネス カンファレンス 記者会見より



株式会社クリーク・アンド・リバー社 代表取締役社長 井川幸広
漢王科技股份有限公司 董事長(CEO) 劉迎建氏


 

   
井川幸広 代表取締役社長 井川幸広

株式会社クリーク・アンド・リバー社
 
当社代表 井川より被災された皆様へのお見舞いを申し上げた後、中国電子書籍ビジネスに対する日本の出版コンテンツの可能性と、C&R社の果たす役割を発表いたしました。


 3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震で被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。
 被災された地域の一日も早い復興をお祈り申し上げます。

 クリーク・アンド・リバー社はクリエイター50,000人、制作プロダクション1,000社をネットワークするクリエイター・エージェンシーです。コンテンツの企画制作プロデュース、クリエイターの派遣、制作請負、そしてクリエイターへの新たな収益となることを狙いに、ライツプロデュースを積極的に推進しております。

 年間約15万タイトルの新刊書籍が発行されている中国では、年間1,200タイトルの翻訳された日本の書籍が出版されていますが、未だ1%にも達していません。
中国を含めたアジアでは、漫画や小説、雑誌をはじめとした日本の作品は人気が高く、今後も日本の優秀なコンテンツを展開する余地は充分にあります。

 更に、中国は日本より電子書籍マーケットが進んでおり、年率150%という高い成長率で拡大しています。その電子書籍リーダーに掲載されている日本の出版物は、未だほとんどありません。
これは日本にとって、まったく新しいマーケットということなのです。

 昨年、当社は中国で電子書籍リーダーシェア70%と圧倒的No.1の漢王科技と日本のコンテンツ総合窓口としての独占契約を締結しました。
そして今回のカンファレンスに合わせて、日本のコンテンツとして初めて「サラリーマン金太郎」や「ど根性ガエル」等、30タイトルを配信開始いたしました。

 漢王科技の電子書籍リーダーは、発売以来、セキュリティー技術が高く評価されており、その高い技術力が、シェアの高さに現れています。
また、その収益配分も高く設定されています。

 当社は、漢王の電子書籍リーダーへの配信を通じて、中国マーケットに、出版社や作家をはじめとするコンテンツメーカーの皆様の積極的なビジネス展開を支援してまいります。

 



 
劉迎建氏 董事長(CEO) 劉迎建氏

漢王科技股份有限公司
 
劉迎建董事長より、被災された皆様へのお見舞いを申し上げた後、中国電子書籍ビジネスの広がりと、日本のコンテンツの魅力、C&R社との提携について語られました。


 はじめまして、漢王科技股份有限公司(漢王科技)の劉迎建です。 今回の大地震で、多くの尊い命が奪われ、被災地が悲惨な状況にあることに深く心を痛めております。
また、大地震の中、日本の皆様の冷静な地震への対応に敬服しております。一日も早い日本経済の回復を心から願っております。

 当社は、中国のシリコンバレーと呼ばれる中関村で創立した企業です。
創業時から、手書き入力、漢字識別技術などのインタラクション技術を研究・開発してまいりました。
現在中国で手書き入力可能な携帯電話の75%以上は漢王の技術が採用されております。

 当社の電子書籍リーダーの発売は2008年10月です。発売して僅か1年で中国シェアNo.1となり、2010年12月までで、漢王電子書籍端末の販売台数は累計100万台を突破し、約70%の市場占有率となっております。

 中国の書籍市場は拡大し続けております。人口は13億人、中学生だけも2.9億人の人口です。若者向けの漫画や文学、ビジネス書籍分野など巨大な市場です。

 当社ではデジタル出版事業を展開するため、中国最大のBtoC電子書籍取引プラットフォーム「漢王書城」を構築しました。
現在13万タイトルの書籍がアップされ、今年度中には30万タイトルを目指しております。

 日本には、中国で人気の高い漫画、文学、ビジネス書籍など豊富な出版コンテンツがあります。私自身も「鉄腕アトム」、「ワンピース」、「名探偵コナン」等が大好きです。また、川端康成氏、松本清張氏、村上春樹氏らの作品は中国でもベストセラーです。

 当社はクリーク・アンド・リバー社(C&R社)を日本側の総窓口として業務提携し、日本のコンテンツを様々な分野で数多く集めたいと思っております。
そして、C&R社であれば、中国に数多くの優れた出版コンテンツを紹介していただけると確信しております。皆様よろしくお願いいたします。

【Report.01】中国コンテンツ市場に不可欠な戦略とは

【Report.02】漢王科技を通じた、日本出版社のビジネスチャンス

【Report.03】中国市場から見た日本コンテンツの魅力と可能性

【Report.04】中国 コンテンツビジネスの可能性とC&R社のサポートメニュー

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