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Report.04 〜中国 コンテンツビジネスの可能性とC&R社のサポートメニュー〜

 

石丸 修 株式会社クリーク・アンド・リバー社
執行役員  石丸 修
 
■中国のコンテンツマーケット概況

 はたして中国のコンテンツ市場はどの程度か。

 「2009年の中国のコンテンツマーケット規模は19兆円と言われている。2013年には27兆円を超えるコンテンツマーケットにまで成長するとみている。

 出版市場は、2009年に13兆円で、マーケット規模は日本の約6倍にあたる。 アニメ市場(キャラクター展開含む)は、2009年に5兆円で、2013年には6兆8,000億円になると類推しているが、アニメに対する関心は急速に高まっており、もっと大きな数字になっていくのではないか。

 ご存知のように、2010年の中国GDPは日本を抜き、世界第2位となった。中国では生活水準・文化水準が急速に上がっており、今後の中国 コンテンツマーケットが楽しみである。」


■電子書籍の可能性について
 「中国の電子書籍マーケットが非常に大きな可能性を秘めているいくつかのデータをご紹介します。

 1.新刊の書籍発行部数は15万部。日本は8万部と約2倍である。

 2.インターネット利用者数は、約4億5,000万人。日本の総人口が1億2,700万人という点からみると、ネット利用の超大国といっても過言ではない。

 3.中国では駅前などの便利な場所に本屋がないので、電子書籍での購入が広まっている。 ネットからダウンロードする購入方法が約37%もいる。単純に計算すると、2009年の出版市場規模13兆円の37%=約5兆円が、電子書籍で購入するという潜在的なマーケットが存在する。

 漢王の電子書籍リーダーは販売数が100万台を超え、中国でのシェアは70%である。いよいよ需要爆発の時期に来ているといえるのではないか。


■クリーク・アンド・リバー社(C&R社)の紹介
 「C&R社は、石丸 修もともと、広告・出版分野やTV・Web・ゲームのクリエイターのネットワークをしている会社。現在フリーで働くクリエイター5万人をネットワークし、国内最大級の規模を誇っている。

 “世界をもっとクリエイティブにする”という、当社の考えを実現するため、これまでも中国・台湾・韓国・香港などの地域でアジア展開している。

 今回、中国での電子書籍ビジネスに乗り出したのは、優良なコンテンツを保有する日本の出版社やクリエイターの方々に、コンテンツを発信する機会を多く提供していきたいという考えに基づいている。

 今後もワンソースマルチプラットフォームの考えに基づき、電子書籍・PC・モバイルなど様々なプラットフォームを開発していきたいと考えている。」


■クリーク・アンド・リバー社のサポートメニュー
 「具体的にサービスメニューをご紹介します

(1)ライツ・マネージメント
 日本の優良なコンテンツを、中国・台湾・韓国・香港などの出版社に営業する。半年で日本の出版社170社と接触し、既に約20社と約50作品の契約が決まっている。  現在でも、書籍のバックオーダーを約1,000件抱えている。事例としては、中国の古典的な作品やビジネス書、健康に関する書籍、漫画も中国からのオーダーで実現している。

 最初に決まったのは、文藝春秋社から出ている「泣き虫弱虫諸葛孔明」という本。最近では、「洋菓子店コアンドル」という映画のレシピ本が台湾で発売される予定。

 日本本社では、日本・中国・台湾のスタッフが対応し、上海現地法人では日本人と中国人の現地スタッフが対応する。その安心感からお客様から任せていただいていると自負している。」

(2)漢王の独占窓口として、煩雑な手続きを代行
 中国シェアNo.石丸 修1の電子書籍リーダーメーカー「漢王科技」と、独占窓口として業務提携を行った。

 「煩雑な中国との取引を代行して行うことで、安心してコンテンツをお任せいただける。具体的には漢王の審査にかけて最短2週間で配信が可能になる。

 ダウンロード単価の決定方法は、日本の出版社と漢王で相談の上、日本の出版社が決めることが可能。ダウンロードに対し、日本の出版社へ60%という高い還元率を実現している。

 今回リリースしたのは、「サラリーマン金太郎」や「ド根性ガエル」といった作品も含めて約30タイトル。小説等も用意しており、近日中にはリリースの予定。年内には1,000タイトルを目指している。」

(3)電子書籍制作サービス
 「世界的に、今後の電子書籍化の流れは避けて通れない。C&R社では、もともとクリエイター・エージェンシー事業を行っており、クリエイターの派遣や紹介からアウトソーシングまで幅広く対応し、お客さまのニーズに応えていきたい。」

(4)翻訳サービス
 「日中両国にパートナー翻訳プロダクションのネットワークを持ち、現在15社、専任翻訳者800名、兼任翻訳者2万名を有している。

 スピーディーに、さらにそれぞれの出版に精通した翻訳スタッフがいる。今後も増える予定であり、ぜひご活用いただきたい。」

 「C&R社では、日本の優れたコンテンツをグローバル展開し、クライアントである出版社の収益の多様化など、価値創造への貢献にまい進していきたい。 この機会に弊社を知っていただき、グローバル展開をお任せいただきたい。」
 

記者会見より

【Report.01】中国コンテンツ市場に不可欠な戦略とは

【Report.02】漢王科技を通じた、日本出版社のビジネスチャンス

【Report.03】中国市場から見た日本コンテンツの魅力と可能性

会場の様子

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