↑

低価格でロボット・低速モビリティなどの遠隔操縦を可能に! 遠隔操縦システム「テクセンプラットフォーム」の予約販売スタート
~ 東京都「5G技術活用型開発等促進事業」 ~

2022年11月22日

facebook twitter line linkedin

株式会社クリーク・アンド・リバー社

プロフェッショナル・エージェンシー事業を展開する株式会社クリーク・アンド・リバー社(以下C&R社)は、東京都が実施する「5G技術活用型開発等促進事業(以下東京都5G事業)」の開発プロモーターとして、都内スタートアップ企業を対象に事業化を支援しております。このたび、C&R社が事業化をサポートする有限会社アーティファイは、ロボットや農業機械、ラジコンなどのモビリティ機器を、誰でも手軽に遠隔から操縦できる遠隔操縦システム「テクセンプラットフォーム」および専用出力基盤「テクセンボード」を開発。本日11月22日(火)より、予約販売を開始いたしました。

多くの人が外出自粛を余儀なくされたコロナ禍。フードデリバリーやビデオ会議システムなど、自宅にいながら様々なことが可能となる製品・サービスが広がった一方で、モビリティ機器を遠隔から操縦できる製品・サービスはあまり普及していないのが現状です。手軽に実証実験が行える環境が整っていなかったり、開発が複雑でハード・ソフト・ネットワークすべてにおける知識が必要なことからサービス化に参入する企業もあまり多くはありません。そのような状況の中、アーティファイは、企業や個人が新たに遠隔操縦サービスへ参入しやすい土壌を醸成すべく、手軽かつ低価格で遠隔操縦できるシステムの開発に着手。東京都5G事業の開発プロモーターであるC&R社と、C&Rグループのきづきアーキテクト株式会社と共同で実証実験を重ね、このたび、「テクセンプラットフォーム」および「テクセンボード」の予約販売をスタートすることとなりました。


「テクセンプラットフォーム」は、ノーコードで様々なモノの低遅延遠隔操縦を可能にする遠隔操縦システムです。プログラミングやネットワークの知識がなくても、アクチュエーターを搭載したあらゆる機器を遠隔から操作可能にします。専用アプリ「テクセンアプリ」をインストールしたスマホと小型制御ボード「テクセンボード」をBluetoothで接続し、「テクセンボード」からモータードライバ等を介して対象機器に接続すれば準備は完了。操縦はお手元のブラウザー上でマウス操作やタップ操作などの直感的な操縦を実現いたします。初期費用はテクセンボード代14,300円のみ。12月2日(金)までにご予約された方には、初期ロット特典として、(1)サーバー利用量を3GBから9GBに増量(2)期間制限を通常30日から90日に延長(3)専用ケースを付属し12月24日(土)頃の納品を予定しております。ぜひ、この機会にご予約ください。


テクセンプラットフォーム 概要


01_texen_chart.png
【テクセンプラットフォームとは】
5G対応スマホがあればノーコードでさまざまなモノの低遅延遠隔操縦を可能にする遠隔操縦システムです。ラジコンはもちろんのこと、農業機械や電動ショベルカーにいたるまで、あらゆるモビリティの遠隔操縦を実現します。カメラなどの部品の組み合わせ、サーバー契約、プログラミングなど、煩わしい作業は一切不要です!

■サービス内容と価格
・専用アプリ「テクセンアプリ」(無料)
・専用出力基盤「テクセンボード」(14,300円[税込])
※テクセンボードにはサーバー接続3GB料金(30日の期間制限あり)が含まれています。


■予約販売開始日
11月22日(火)


■開発・販売
有限会社アーティファイ


【初期ロット特典】
(1)サーバー利用量を3GBから9GBに増量
(2)サーバー利用期間を通常30日から90日に延長
(3)ケース付属で、12月24日(土)頃の納品を予定
※ 12月2日(金)までに予約された方が対象です。
※半導体市場の状況により納品が遅れる場合があります。

■オプション02_03_texen_board_caption.png

・テクセンボード専用ケース(880円[税込])
※3Dプリンタ用データは後日公開予定
・追加サーバー接続利用料3GB/¥990(税込)
※今後、同時接続数の制限がないエンタープライズプランのリリース予定。仕様等は予告なく変更となる場合があります。あらかじめご了承ください。


▼詳細・ご予約はこちらから

https://www.texen.net/welcome


遠隔操縦システム「テクセンプラットフォーム」の実証実験について



04_texen_poc_agri.jpg
▼農業機械を使った実証実験

https://youtu.be/Kca2MXmR32o


05_texen_poc_boat.png
▼ラジコンを使った実証実験

https://youtu.be/2YqJSW8xsJU



【ラジコンショベルカーの遠隔操縦を利用したサステナビリティ教育の実証実験】06_07_texen_poc_01_caption.png

サステナビリティの取り組みの一環として、神戸で映画館を経営するオーエス株式会社と共同で、「テクセンプラットフォーム」で遠隔操作が可能となったラジコンショベルカーを自宅から操縦して、砂浜に埋もれている海洋プラスチックごみを拾う、子ども向けのSDGs&STEAM教育イベントを実施した。後日、海洋プラスチックから作られた廃チップとアクセサリーキットが届き、オリジナルアクセサリーを作る「アップサイクル」を体験できるといった内容。当日は、関係者の子どもたちがイベントに参加した。


■日時
2022年10月11日(火)


■場所
メイン会場:兵庫県須磨海岸
サブ拠点 :関係者自宅(大阪市内)


■主催
有限会社アーティファイ
株式会社クリーク・アンド・リバー社
きづきアーキテクト株式会社


■共催
オーエス株式会社


▼当日の様子はこちらから

https://youtu.be/1GWK3i3lC3c


▼詳細・ご予約はこちらから
https://www.texen.net/welcome


テクセンプラットフォームを使った遠隔操縦のはじめ方



08_texen_platform_screen_caption.png1. 操作画面はブラウザーで

会員サイトから"接続ルーム"へのURLを記載した招待メールを発行し、PCやスマートフォンのブラウザーでアクセスすることで操作を開始することができます。操作はPCやスマートフォンにUSBやBluetoothでゲームパッドを接続して行うこともできます。

2. 遠隔地のスマートフォンが中継器
遠隔地のアンドロイドスマートフォンで"接続ルーム"へのURLを記載した招待メールを受け取り、専用のテクセンアプリを起動して接続します。サーバー(テクセンプラットフォーム)を介してブラウザーとの通信が開始され、遠隔地の映像をブラウザーでリアルタイムに確認することができるようになります。

09_texen_apli_screen_caption.png3. テクセンボードと制御対象機器を接続
テクセンボードの入出力端子を制御対象機器と接続して、電源を入れます。入出力端子と接続機器の信号の対応については別途設計する必要があります。


4.スマートフォンとテクセンボードを接続
テクセンアプリからBluetooth接続でテクセンボードを選択します。接続が完了するとサーバーとスマートフォンを中継して、操作する側のブラウザーと遠隔地の制御対象機器の間でデータ通信を行うことができるようになります。


5. あらかじめ用意するものがあります
接続と操作を行うためには、テクセンボードと対象機器を接続するための配線を行う必要があります。配線を行うためにはテクセンボードのマニュアルと対象機器のマニュアルを参照してください。また、ブラウザーやゲームパッドでの操作とテクセンボードの入出力をリンクするための設定を、プラットフォーム上の専用ページで編集する必要があります。


6. 「3GB」でどれくらい使えるの?
テクセンアプリからブラウザーに送出するカメラ画像の解像度は標準で640x480、フレームレートは1秒あたり15フレームです。この場合、1時間で440MBほど送受信されると言われています。中継のTURNサーバーを経由した場合、6.8時間で3GBに到達することになります。ただし端末同士で直接データをやり取りできるP2P通信が可能な場合、中継サーバーはほとんど使用されません。スマートフォン同士の場合は通常P2P通信になると言われています。3GBで300時間以上も使えるケースが出てくる可能性もあります。
テクセンプラットフォームではサーバー通信量も随時確認することができるので安心です。


▼詳細・ご予約はこちらから
https://www.texen.net/welcome



【テクセンプラットフォームに関するお問い合わせ】
有限会社アーティファイ
https://www.artify.co.jp/contact/


5G技術活用型開発等促進事業(Tokyo 5G Boosters Project)概要



東京都が実施する、スタートアップ企業等による「新しい日常」に寄与するような5G技術を活用したイノベーションの創出や新たなビジネスの確立を促進するための事業です。C&R社は2020年10月、同事業の開発プロモーターとして採択され、「『事業を加速する空間』を梃子にした5G関連スタートアップの量産」をテーマに掲げています。VR/ARや大容量映像伝送システム、自動運転関連等、5G技術を活用した新たな製品・サービスを開発する都内スタートアップを選定し、他の事業者等と連携しながらスタートアップが開発を行ううえで必要となる支援を実施するとともに、採択期間(3ヵ年度)を通してスタートアップを支援していきます。


▼本事業の詳細はこちらから
https://5g-boosters.tokyo/about.php



【本事業の取り組みに関するお問い合わせ】
株式会社クリーク・アンド・リバー社
オープンイノベーション事業部
Email:innovation@hq.cri.co.jp



C&R社は「5G技術活用型開発等促進事業(Tokyo 5G Boosters Project)」において開発プロモーターとして都内スタートアップを支援するほか、地域活性化知的財産マッチング支援事業「知財マッチング交流会」では、中小企業の新製品開発支援をしております。また、福島イノベーション創出プラットフォーム事業「Fukushima Tech Create」の「ビジネスアイデア事業化プログラム」において伴走事業者としてスタートアップ(個人・法人)の起業・事業化をサポートするなど、積極的に新たな技術やビジネスの創出をサポートしております。C&R社およびグループ会社の事業領域は現在、映像、ゲーム、Webなどの18分野にまで展開し、ネットワークするプロフェッショナルは34万5,000人、クライアントは4万5,000社にまで拡大。C&Rグループは、これらの幅広いネットワークを生かし、イノベーションの創出や新たなビジネスの確立を推進するとともに、ビジョンである「人と社会の豊かさの創生」の実現をめざしてまいります。


■有限会社アーティファイ 会社概要
本  社 :東京都新宿区新宿一丁目35番10号 カテリーナ新宿御苑502
設  立 : 1999年1月
事業内容:コンピュータのソフトウェアとハードウェアの開発と販売、新規映像技術の開発・応用
U R L: https://www.artify.co.jp/
https://texen.net/welcome(遠隔モビリティ操縦システム「テクセンプラットフォーム」)


■きづきアーキテクト株式会社 会社概要
本 社 : 京都市中京区河原町通御池下る下丸屋町390-2 QUESTION
設 立 : 2020年7月
代 表 者 : 代表取締役 長島 聡
事業内容 : 新規事業の量産、事業の加速成長の実践および支援
U R L : https://kidukiarchitect.jp

この件に関するお問い合わせ

株式会社クリーク・アンド・リバー社 経営企画部

シェアする

facebook twitter line linkedin