↑

ウクライナからの避難家族を追った報道活動がギャラクシー賞を受賞! 6/25(日)「ザ・ノンフィクション特別編」(BSフジ)で"一家のその後"を放送予定‼

2023年06月23日

facebook twitter line linkedin

株式会社クリーク・アンド・リバー社

株式会社クリーク・アンド・リバー社(C&R社)の映像制作専門職・草彅伶央(くさなぎ・れお)がディレクターを務める「めざましテレビ」(制作著作:フジテレビ)ニュース班による「ロシアのウクライナ侵攻による日本への避難家族に関する報道活動」が、第60回ギャラクシー賞・報道活動部門で奨励賞を受賞いたしました。なお、本報道活動は、「めざましテレビ」「めざましどようび」内のニュースのほか、3本のドキュメンタリー番組「ザ・ノンフィクション」(制作著作:フジテレビ)としても制作・放送され、625日(日)には、一家の"その後"を取材した「ザ・ノンフィクション特別編」がBSフジで放送予定です。

galaxy_thumbnail02.png


【本報道の経緯と受賞理由】

本報道は、20223月、日本政府がウクライナからの避難民受け入れを決定したことを受けてスタートした企画です。当時、草彅がリサーチしたところ、東京都在住のウクライナ人女性が母親と歳の離れた妹・弟を避難させようとしているというSNSの投稿を発見。SNSを通じてコンタクトを取り、「めざましテレビ」「めざましどようび」でのインタビュー取材と放送が実現いたしました。その後、ドキュメンタリー番組化の話が持ち上がり、避難家族の日本到着からその後の生活まで、約1年間にわたる密着取材を実施。ザ・ノンフィクション「たどりついた家族~海の向こうの戦火と涙~」(202251日放送)、「たどりついた家族2 前編~戦火の故郷と母の涙~(2023226日放送)」、「たどりついた家族2 後編~帰りたい戦火の故郷へ~」(202335日放送)として放送されました。なお、今回は、「めざましテレビ」「めざましどようび」内のニュース報道にとどまらず、「ザ・ノンフィクション」として3本のドキュメンタリー番組を制作した一連の活動が評価されての受賞となりました。

【草彅伶央のコメント】

「このような賞を頂けて光栄です。はじめは朝の短いニュースの一部だったインタビュー取材が、沢山の方々の力をお借りして長期密着取材、ドキュメンタリー番組として3回にわたり放送することができました。

辛く困難な状況の中で私たちの取材を受け入れて下さったご家族の皆さんには感謝してもし尽くせません。

家族は今も故郷に帰る日を願いながら、遠く離れた日本で懸命に日々を暮らしています。戦争という理不尽に巻き込まれた人々は私たちのすぐ身近にいます。番組をご覧になった方がその事に少しでも思いを寄せてもらえていたら嬉しいです。」


「めざましテレビ」ニュース班
ロシアのウクライナ侵攻による日本への避難家族に関する報道(フジテレビジョン)



・「めざましどようび」(2022年3月5日放送)はじめ「めざましテレビ」内ニュース報道

 https://www.fnn.jp/articles/-/352846  

・「ザ・ノンフィクション たどりついた家族~海の向こうの戦火と涙~」(202251日放送)

 https://www.fujitv.co.jp/thenonfx/_basic/backnumber/index-136.html

・「ザ・ノンフィクション たどりついた家族2 前編~戦火の故郷と母の涙~」(2023226日放送)

 https://www.fujitv.co.jp/thenonfx/_basic/backnumber/index-171.html

 

 https://youtu.be/olgevcava-M

・「ザ・ノンフィクション たどりついた家族2 後編~帰りたい戦火の故郷へ~」(202335日放送)

 https://www.fujitv.co.jp/thenonfx/_basic/backnumber/index-172.html

 

 https://youtu.be/-NATynUPhYo 

■スタッフ

チーフプロデューサー:西村陽次郎(フジテレビジョン)

プロデューサー:高橋龍平(フジテレビジョン)

演出:蔵本卓大(フジテレビジョン)

ディレクター:井本早紀、安田裕紀、草彅伶央(C&R社)

制作:めざましテレビ ニュース班

制作著作:株式会社フジテレビジョン

▼第60回ギャラクシー賞 受賞作品 一覧

https://www.houkon.jp/galaxy-award/


<サンデードキュメンタリー>ザ・ノンフィクション特別編『たどりついた家族』



■放送日時

2023625日(日)1200

■放送局

BSフジ

■みどころ

2022年5月、東京・東新宿の都営住宅で3人の親子が暮らし始めた。

「こんにちは」と日本語でスタッフに挨拶をするのは、小学校に入学して1カ月のレギナちゃん(6)。「いつ帰れるか分からないのよ」と息子のマトヴェイくん(4)に語りかけていたのは母・マーヤさん(45)。まるで、自分に言い聞かせるように...

親子はわずか2カ月前、戦火の中を脱出し、日本へ逃げてきたウクライナからの避難民。日本人の和真さん(35)と結婚した長女のアナスタシアさん(22)を頼って、遠く離れた日本にたどり着いたのだ。日本語も何も分からないまま、始まった東京での暮らし。レギナちゃんは小学校へ。マトヴェイくんは幼稚園へ。日本での生活になじんでいく子どもたちを見守りながら、母・マーヤさんは、どうしても戦火の故国に帰らなければならない理由を抱えていた。それは、残してきた兄の存在。障害のある兄を一緒に日本へ連れてくることはできず、今は亡き夫の母が面倒を見てくれている。義母も高齢で、ずっと兄を預けておくわけにはいかなかった。

2022年10月、ロシアによるウクライナ全土への攻撃が激化するさなか、母・マーヤさんは周囲の猛反対を押し切って「一時帰国」を決断する。しかし、ウクライナへ帰る機中で、母が意識を失ったとの連絡が入る。母の体に一体、何が起きているのか...。一方、アナスタシアさん夫婦と、幼いきょうだい2人の生活。仕事をしながらの慣れない子育て。日本の大学に入るための受験勉強も思うようには進まない。アナスタシアさんも次第に追い込まれていく・・・。

ロシアによるウクライナ侵攻が始まって1...東京の片隅で、愛する故郷の戦火に翻弄される家族をみつめた。

▼ザ・ノンフィクション特別編 6/25(日)放送回 の詳細はこちら

https://www.bsfuji.tv/thenonfictionsp/pub/index.html



C&R社の映像制作について】

C&R社が制作に携わった報道番組においては、 2021年にドキュメンタリー番組『死ぬまで生きてやろうじゃないか ~阪神・淡路大震災25年 神戸からの""がえし~』(制作:読売テレビ)が「第54回ヒューストン国際映画祭」ドキュメンタリー部門シルバー賞のほか、「ニューヨーク・フェスティバル」と「日本賞」の2つの国際的なコンクールでファイナリストに選ばれました、また、2020年には緊急報道特別番組『コロナ重症病棟 医師たちの闘い』が「新聞協会賞」を受賞。2019年には、ドキュメンタリー番組『ザ・ノンフィクション 父を殺した母へ~無理心中から17年目の旅~』(制作著作:フジテレビ、制作協力:C&R社)が「ニューヨーク・フェスティバル」で銅賞を受賞するなど、国内外から高い評価をいただいております。C&R社は今後も、ミッションである「プロフェッショナルの生涯価値の向上」のもと、クリエイターの方々がその能力を最大限に発揮できる環境づくりをめざしてまいります。

この件に関するお問い合わせ

株式会社クリーク・アンド・リバー社 経営企画部

シェアする

facebook twitter line linkedin