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年度プレスリリース

2016.08.12
株式会社クリーク・アンド・リバー社
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余命を宣告された少女たちの愛と命の物語『海の音』
クラウドファンディングがスタート!!
~監督は『抱擁』文化庁映画賞受賞の坂口香津美~

当社が制作協力を行った、海辺の子どもホスピスを舞台に、限りある命を見つめる子どもたちと家族の姿を描いた劇映画『海の音』(監督:坂口香津美、製作配給:株式会社スーパーサウルス)の撮影がこのほど終了、来春の完成に向けての編集作業を前に、クラウドファンディングプラットフォーム・MotionGallery(モーションギャラリー)でクラウドファンディングがスタートいたしました。
 
劇映画『海の音』は、子どもホスピスを舞台に、子どもたちと家族の生きる姿を見つめる物語です。小児がんなどの厳しい病気で生命にリスクのある子どもたちは日本に約2万人おり、その約2割は現代医学では治療が難しいと言われています。在宅で重い病気を抱える子どもの看護にあたる家族は、精神的、肉体的、経済的な負担の大きさに加え、24時間介護が必要なケースもあり、社会のなかで孤立しがちです。そんな命の危機に瀕している厳しい病気の子どもや家族を支える施設「子どもホスピス」が世界で初めて英国で創設されたのは1982年のことでした。「生命にリスクのある子どもとその家族が  『深く生きる』ためのお手伝いをする」「どんな病気になっても同世代の子供たちと同じ体験を生きることが大切」これは、英国の子どもホスピスが掲げる理念です。日本では、一部に病院の一機能としての子どもホスピスは存在しても、医療機関から完全に独立した存在としての子どもホスピスはほとんど無く、全国各地での設立が求められています。
 
坂口監督はこれまでテレビのドキュメンタリー番組や映画の制作を通して、難病と闘う子どもたち、不登校やひきこもりの渦中にいる子どもたち、親と離れて児童養護施設で暮らす子どもたちなど、さまざまな子どもたちの姿と向い合い、作品を生みだして来ました。今回、劇映画の制作を通じて、「子どもホスピスで過ごす子どもたちや家族の真の希望とは何かについて考えてみたい。そして、映画の製作と公開を通じて、実際にこの日本のどこかにひとつでも多くの子どもホスピスが誕生し、全国にひろがっていくことを願ってやみません」と語っています。
 
本作はすでにこの7月、坂口監督の故郷である鹿児島県種子島にて撮影を終了いたしました。撮影は最新鋭の4Kカメラで行われ、高い映像のクオリティ、心に鮮烈に響く映像に仕上がりました。今後、坂口監督は『海の音』の編集作業に入り、来年春に完成を予定しております。

 
     映画『海の音』 概要     

 【物語】
稲穂が実る田園の道を一台の車が過ぎる。
花峰あおい(15歳)と母親の香澄がめざすのは、海辺の森にある子どもホスピス「海の音」だ。
あおいは小児がんで、手術などの治療を繰り返してきたが、医療の限界と余命を医師から宣告され、残された日々を香澄と子どもホスピスで過ごしたいと考えていた。
「海の音」の院長の黒田は、元大学病院の小児科部長で多くの子どもたちの命を救って来たが、同時に、医学で子どもの命を救うことが出来ない無力感と痛恨の思いを抱えていた。
大学病院をやめて、創設したのが「海の音」だった。
ウミガメが産卵する浜辺、その海沿いのホスピスで、子どもたちは海にいだかれ、限りある命の日々を過ごす。
ウミガメの上陸を待ち続けるあおい、ホスピスで同室のまひる(13歳)、瑠璃香(12歳)。
そして、出会った15歳の少年。
3人の少女たちの人生で最初で最後の恋と友情、命を見つめる旅が始まる…。
 

2016-08-10_095143.jpg監督・脚本・撮影・編集 坂口香津美
出演 太田黒蓮成、麓俊浩、下玉利文菜、橘春花、岩坪道信 ほか
製作配給 株式会社スーパーサウルス

 
【スケジュール】
2016年7月 鹿児島県種子島にて撮影(終了)
2016年夏~ 編集、音楽制作、ポストプロダクション、英語字幕入れ
2017年春 映画完成、関係者試写
2017年 国内外の映画祭へ応募
2018年春 劇場公開予定
 

【YouTube】

 

【クラウドファンディングURL】
 

 
     監督・坂口香津美 プロフィール     

sakaguchi_kantoku.jpg鹿児島県種子島生まれ。早稲田大学社会科学部中退。家族や思春期の若者を主なテーマに200本以上のTVドキュメンタリー番組を企画構成演出。近作に『NNNドキュメント08 血をこえて~我が子になったきみへ』(ギャラクシー賞08年7月度月間賞受賞)、『NNNドキュメント10 かりんの家~親と暮らせない子どもたち』(日本テレビ年間賞・優秀賞)、『テレメンタリー ひとつ屋根の下で~もうひとつの学校「はじめ塾」』(テレビ朝日年間優秀賞)ほか。2015年度文化庁映画賞受賞の『抱擁』ほか、これまで6本の映画を監督し劇場公開しており、『ネムリユスリカ』以降の5作品では撮影も手がける。著書に小説『閉ざされた劇場』(1994年、読売新聞社刊)。株式会社スーパーサウルス代表取締役。

株式会社スーパーサウルス
ホームページ:http://supersaurus.wix.com/supersaurus


【フィルモグラフィー】
◆『青の塔』 (2004年公開/配給アルゴ・ピクチャーズ)
ひきこもりの青年の自立への目覚め
ヒューストン国際映画祭シルバーアワード
 
◆『カタルシス』(2003年公開/配給アルゴ・ピクチャーズ)
殺人を犯した少年の罪との出会い
ミュンヘン国際映画祭、ウィーン国際映画祭正式出品
音楽 池辺晋一郎/出演・ヴァイオリン演奏 神尾真由子(チャイコフスキーコンクール優勝)
 
◆『ネムリユスリカ』(2011年公開/配給ゴー・シネマ/オンリーハーツからDVD販売)
性犯罪被害者の少女の17年後
ロッテルダム、レインダンス、シカゴ国際映画祭に正式招待
出演・ピアノ演奏 小林愛実(ショパンコンクールファイナリスト))
 
「恐ろしいほどダークな作風の傑作。驚くほど破壊的で残酷なストーリーだが、同時に見事なまでに完成されていて、不穏に心を掻き乱す、観る価値のある問題作である」(スクリーンインターナショナル) 
 
2012年2月、ロンドンの国際交流基金主催の巡回上映プログラムにて、英国5都市(ロンドン、シェフィールド、ベルファースト、ブリストル、グラスゴー)にて上映。
 
2月14日 BBCワールド(ラジオ) The Strand 出演
 
◆ドキュメンタリー映画『夏の祈り』(語り 寺島しのぶ/2012年公開/配給ゴー・シネマ/紀伊国屋書店からDVD2枚組販売)
被爆地長崎の希望を描くドキュメンタリー~
参考記事
 
◆ドキュメンタリー映画『抱擁』
(2015年4月25日より公開/平成27年度文化庁映画賞文化記録映画優秀賞受賞/
第27回東京国際映画祭日本映画スプラッシュ部門正式出品/
2015年ニッポンコネクション(ドイツ)ニッポンビジョンズ部門・オープニングフィルム/日本映画ペンクラブ推薦)
実母の老いにカメラを向けたドキュメンタリー
 
参考記事
 
◆『シロナガスクジラに捧げるバレエ』(2015年9月公開/音楽 海野幹雄・新垣隆)
津波で家族を失った幼い姉妹の7日間
 
【製作中】
◆『曙光』(2016年6月撮影終了、2018年春公開予定/主演 黒沢あすか)
自殺企図者を救出する女性と家族の物語



 
この件に関するお問い合わせ

株式会社クリーク・アンド・リバー社

経営企画部 TEL:03-4550-0008

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