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福島県企業の特許活用に、クリエイターのアイデア活かす 「川崎モデル」の事例を基に、全国に知財活用を広める

2019年08月08日

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株式会社クリーク・アンド・リバー社

プロフェッショナル・エージェンシー事業を展開する株式会社クリーク・アンド・リバー社(以下C&R社)は、大企業の開放特許*(知的財産<知財>)を中小企業の技術と結びつけ新製品開発を支援する「川崎モデル」の事例を基に、C&R社のクリエイターやプロフェッショナルの創造力を用いた知財活用事業を、全国で進めてまいります。今年度から福島県にて同事業を開始し、今期は福島県いわき市を中心に活動を行います。

大企業の開放特許×福島県の中小企業×プロフェッショナル

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●知財活用支援の具体的実施内容
1:「中小企業の経営が活性化する3つのステップ講座」の開催
2:知財マッチング交流会の開催(2019年11月14日)
3:クリエイターによる開放特許のアイデア活用の提案
4:プロフェッショナルチームによる伴走型の商品開発サポート
5:キャラバン隊による現地の企業訪問
【中小企業の経営が活性化する3つのステップ講座を8月28日(水)・9月20日(金)にいわき産業創造館で開催】
本事業の最初の施策として、知財活用の基礎知識・開放特許を活用した商品開発・プロモーションの手法までを一貫してレクチャーする「中小企業の経営が活性化する3つのステップ講座」を開催します。知的財産に関する講座に、YouTubeを活用したプロモーションの内容を組み合わせており、従来の知財戦略セミナーとは異なるコンテンツを提供します。
8/28(水)13:30~16:30 STEP1:まずは自社にある知的財産を見つけよう!「中小企業の知的財産戦略セミナー」
9/20(金)13:30~15:00 STEP2:開放特許と川崎モデルで新商品を開発!「開放特許を利用した商品開発セミナー」
9/20(金)15:00~16:30 STEP3:YouTubeで自社をプロモーション!「YouTubeを使った中小企業の成功事例」
▼イベントURL
http://www.iwaki-sangakukan.com/2019/08/post-208.html


本事業は、大企業の知財を中小企業の技術と結び付ける「川崎モデル」で、全国有数の成約実績を誇る川崎市の強みと、Web・映像・ゲームなどのクリエイターや、医師・弁護士・建築士・ファッションデザイナー・シェフ・研究者など、C&R社25万人超のプロフェッショナルの斬新なアイデア基に、C&R社のプロデュース力という強みを活かした知財活用の取り組みです。

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2018年には、特許庁および経済産業省関東経済産業局の「平成31年度中小企業知的財産活動支援事業費補助金(地域中小企業知的財産支援力強化事業)」において「クリエイターを活用した大企業開放特許の事業化促進事業」として、福島県をはじめ、静岡県富士宮市、山形県米沢市・高畠町で、知財活用事業を行ってまいりました。
C&R社は、プロフェッショナル・エージェンシーとして、ライツマネジメントを事業の柱の一つとしており、今後も全国の産業発展のためにプロフェッショナルの創造力を活かした事業を展開し、理念である「プロフェッショナルの生涯価値の向上」と、「クライアントの価値創造への貢献」の実現に向けて邁進してまいります。
●「川崎モデル」 川崎市の知的財産交流活動とは
川崎市では、大企業の開放特許を市内の中小企業へ移転し、中小企業の新製品開発をサポートする取り組みを2007年から全国に先駆けてモデル事業としてスタート。2008年から重点事業として実施している。「川崎モデル」と呼ばれるこの知的財産交流活動の特徴は、川崎市と川崎市産業振興財団が一体となって、マッチングから製品化、販路開拓までを一貫して支援していることであり、これまでの実績は35件のマッチングが成立、うち22件が製品化されている。2015年には、政府の「知的財産推進計画」の重点3本柱の一つに位置づけられ、全国展開を開始した。これまでの同市の知的財産交流会の開催実績は累計84回、延べ2,506社が参加している。この取組は全国の自治体が注目し川崎市も広域展開を積極的に行っており、現在約20自治体との連携した実績がある。





この件に関するお問い合わせ

株式会社クリーク・アンド・リバー社 経営企画部

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