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ふくしまデザインプロジェクト第2弾 "デザイン思考"で中小企業の新製品開発を活性化 ~町工場からクラシックカー風の金属製コーム(櫛)が誕生!~

2021年12月21日

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株式会社クリーク・アンド・リバー社

プロフェッショナル・エージェンシー事業を展開する株式会社クリーク・アンド・リバー社(以下C&R社)は、福島県より委託された中小企業支援事業「ふくしまデザインプロジェクト」の第2弾として、デザイン思考を取り入れた自社製品開発の促進を図るべく、産業機械用精密部品の製造事業等を展開する日ノ出工機株式会社へのハンズオン支援を実施いたしました。なお、日ノ出工機は、本プロジェクトを通じて、クラシックカーをイメージしたデザインの金属製コーム(櫛)「Jeal」を開発し、このたび、販売を開始いたしました。
 
「ふくしまデザインプロジェクト」は、「福島県内の中小企業が持つ技術」に「クリエイターの知見とデザイン思考の考え方」を加えて新たなモノづくりを行うプロジェクトです。日ノ出工機は、昨年9月に別事業(郡山市知的財産活用推進事業)内で実施されたワークショップ「KORIYAMA Tech Boot Camp」への参加をきっかけに、デザイン思考による製品開発に着手しておりました。その後、本プロジェクトにおけるハンズオン支援を受けて新製品のアイデアを醸成。試作と検証を繰り返し、金属製コーム「Jeal」の製品化に成功いたしました。なお、日ノ出工機は12月10日(金)より、理髪店「ChopLuck BARBERSHOP」において、「Jeal」の販売を開始しております。
 
また、同プロジェクトにおいては、今年8月に会津若松市でセミナー&ワークショップイベント「Tech Challenge AIZU」も開催。「デザイン思考による製品開発」をテーマにしたセミナー・ワークショップやトークセッション、会場となった「ハイテクプラザ会津若松技術支援センター」の機器見学会などを実施いたしました。ハイテクプラザは、製品開発の試作などに必要となる機器を開放しており、県内の企業であれば時間単位での利用が可能な施設です。見学会では、施設内のデザイン支援機器やフルカラーハンディ3Dスキャナー、卓上型NC加工機などを紹介。同イベントには、2日間で計4社が参加いたしました。今後、C&R社および福島県は、クリエイターや企業との橋渡しや、プロジェクトマネジメント、メンタリングなど、 「Tech Challenge AIZU」に参加した企業を様々な形でサポートし、福島県内企業による自社製品開発のさらなる活性化に取り組んでまいります。
 

「ふくしまデザインプロジェクト」 第2弾 概要


 

【ふくしまデザインプロジェクトとは】
「福島県内の中小企業が持つ技術」に「クリエイターの知見とデザイン思考の考え方」を加えて新たなモノづくりをサポートするプロジェクトです。福島県内の中小企業の自社商品の企画、開発、製造、販売に対するチャレンジングな意識の醸成に繋げることを目的としています。
 
▼ふくしまデザインプロジェクトの詳細
https://fukushimadesign.croip.jp/
 
■本プロジェクトをきっかけに誕生した新製品fukushimadesign_Jeal002_tri.png
金属製コーム(櫛)「Jeal」
希望小売価格:5,000円
 
■新製品を開発した企業
日ノ出工機株式会社
http://www.hinode-k.co.jp/
 
▼本製品開発に関するインタビュー
https://fukushimadesign.croip.jp/work/02/story.html
 
▼「ChopLuck BARBERSHOP」(理髪店)でご購入いただけます
http://www.chopluckbarbershop.com/
 
【「Jeal」に関するお問い合わせ】
日ノ出工機株式会社
金属製コーム「Jeal」担当
 
 
【Tech Challenge AIZUについて】
デザイン思考をベースに福島県が独自に開発した「ものづくり企業用のセミナー&ワークショップ」とハイテクプラザの最新機器見学会で、デザイン思考のものづくりの実際のやり方を2日間で学べるイベント。
 
■実施日・内容
2021年8月26日(木)
・デザイン思考による製品開発セミナー・ワークショップ(1)
・ハイテクプラザ会津若松技術支援センター機器見学会
・意見交換、ハイテクプラザの活用について
 
8月27日(金)
・デザイン思考による製品開発セミナー・ワークショップ(2)
・製品開発マニュアルを活用した新製品開発体制についてのトークセッション
・意見交換
 
fukushimadesign_seminar003_tri.png■場所
ハイテクプラザ会津若松技術支援センター 交流スペース
 
■参加企業
福島県内ものづくり企業 全4社
 
■講師
マナブデザイン株式会社 高橋 学 氏
 
■イベントで紹介されたハイテクプラザの最新機器
・デザイン支援機器
・フルカラーハンディ3Dスキャナー
・卓上型NC加工機
・レーザー式精密加工機
・シルクスクリーン印刷機
・デジタルスクリーン製版機
 
▼機器の機能と利用シーン詳細
https://fukushimadesign.croip.jp/work/02/product.html
 
■主催
福島県
 
■後援
会津若松市
会津産業ネットワークフォーラム
 
■企画・運営
株式会社クリーク・アンド・リバー社
 
▼「ふくしまデザインプロジェクト」の詳細
https://fukushimadesign.croip.jp/
 
 
【本プロジェクトに関するお問い合わせ】
株式会社クリーク・アンド・リバー社
オープンイノベーション事業部
E-Mail:innovation@hq.cri.co.jp
 

 

C&R社は中小企業支援事業「ふくしまデザインプロジェクト」のほか、福島イノベーション創出プラットフォーム事業「Fukushima Tech Create」においては伴走事業者としてスタートアップ(個人・法人)の起業・事業化をサポート。また、東京都が実施する「5G技術活用型開発等促進事業(Tokyo 5G Boosters Project)」においても開発プロモーターとして都内スタートアップを支援するなど、積極的に新たな技術やビジネスの創出をサポートしております。C&R社およびC&R社のグループ19社(C&Rグループ)の事業領域は映像、ゲーム、Web、広告・出版、作家、医療、IT、会計、法曹、建築、ファッション、コンピュータサイエンス、食、舞台芸術、ライフサイエンス、アスリート、アグリの18分野にまで拡大し、ネットワークするプロフェッショナルは32万人、クライアントは4万社にまで拡大。C&Rグループは、これらの幅広いネットワークを生かし、イノベーションの創出や新たなビジネスの確立を推進するとともに、ビジョンである「人と社会の豊かさの創生」の実現をめざしてまいります。
 
■日ノ出工機株式会社 会社概要
本  社 : 福島県郡山市田村町金屋字新家16番地
設  立 : 1950年6月
代 表 者 : 代表取締役 矢ヶ崎 光信
事業内容 : 産業機械用精密部品製造、小型モーター用シャフト類製造、自動車・家電・OA等小物・挽物製造、機器メカニック組立、機器治工具設計・製作、部品・工具・装置等の研究・開発
U R L : http://www.hinode-k.co.jp/
 
■福島県商工労働部産業振興課
所 在 地 : 福島県福島市杉妻町2-16
代 表 者 : 福島県知事 内堀雅雄
事業内容 : 創業・起業支援、技術支援等
U R L : https://www.pref.fukushima.lg.jp/sec/32021b/



 

この件に関するお問い合わせ

株式会社クリーク・アンド・リバー社 経営企画部

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