福島県南相馬市周辺で開催される神事「相馬野馬追」2年連続で企画・運営・プロデュース

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DATA

SCOPE

企画

運営

プロデュース

プロジェクトチーム概要

体制

相馬野馬追執行委員会
Twitter:https://twitter.com/nomaoi_official

2021・2022年の運営体制 相馬野馬追オンライン配信プロジェクト
全体統括:南相馬観光協会
撮影協力:相馬野馬追執行委員会
動画制作・配信:SpyceMedia合同会社
撮影協力:みなみそうまチャンネル
企画・運営・プロデュース : 株式会社クリーク・アンド・リバー社

ライブ配信を活用した、新たな「相馬野馬追」の楽しみ方を提供!

2021年、2022年と2年連続で、福島県南相馬市周辺で開催される神事「相馬野馬追(そうまのまおい)」の、、およびFacebookライブ配信の企画・運営・プロデュースを担当。

2021年は、史上初の試みとして無観客の「御省略野馬追」を3日間のべ11時間以上にわたり、YouTubeやFacebookでライブ中継しました。神社社殿内部からの映像や騎馬武者たちが街中を練り歩く様子などを業務用カメラだけでなく複数台のスマートフォンで撮影を行い、Web会議アプリ「Zoom」を使ってマスターブースまで配信。そこでスイッチングしながら途切れることなく中継を続け、トータルで26,000名以上が視聴いたしました。

2022年は、3年ぶりの通常開催で「出陣式」から「甲冑(かっちゅう)競馬」、「神旗(しんき)争奪戦」、「野馬懸(のまかけ)」まで、すべての行事が有観客で行われましたが、YouTube LIVEでのライブ中継の総視聴数は、昨年を大きく上回る80,000名以上、およそ半数が関東圏、20%が福島県内からでした。相馬中村神社[相馬市]での「総大将出陣式」、雲雀ケ原祭場地[南相馬市]をめざす「お行列」、そして、祭場地での「甲冑競馬」や「神旗争奪戦」、相馬小高神社[南相馬市]での「野馬懸」などをライブ中継しながら、事前収録した野馬追関係者のインタビューを織り交ぜるなど、飽きずに楽しめる構成としました。視聴とともにリアルタイムのコメントも活況でした。

技術面では、カメラや配信システムがさまざまだったので遅延を調整するのに苦労。最終的には、全体で1秒程度の遅延に抑えることができました。

また、実況は地元の学芸員の方が行ったり、撮影を市の職員の方が担当したりと、さまざまな場面で地域の方々にも参画いただきながら配信を行いました。

新しい相馬野馬追の楽しみ方を生み出すことに成功しました。