青森の老舗製本印刷会社の新商品開発をサポート!技術を活かした仕掛け絵本が完成!!

  • その他
  • 各種ソリューション事業
  • 地方創生
  • オープンイノベーション

DATA

SCOPE

企画

プロデュース

ねぶたの魅力と迫力、そして青森への想いがこの一冊に…

青森県より委託された「令和3年度 専門家との連携によるデザイン活用製品開発支援事業」において、製本事業等を展開する時田製本印刷株式会社に対して、デザインを活用した知財戦略や商品開発の支援を実施。本事業を通じて、国の重要無形民俗文化財である「青森のねぶた」を学習・体験できる仕掛け絵本『ねぶた ここにいた!』が完成しました。

青森県「専門家との連携によるデザイン活用製品開発支援事業」は、意匠法が2020年4月に改正されたことに対応し、「デザイン(意匠性)」に焦点を当てて県内企業が取り組む知財戦略や商品開発を支援する事業です。クリーク・アンド・リバー社(C&R社)は本事業において、青森県、公益財団法人川崎市産業振興財団およびマナブデザイン株式会社とともに専門家チームを組成し、県内企業を訪問。それぞれの企業が持つアイデアやデザインを活用した新商品の企画・開発を支援しました。

そのうちの一社である時田製本印刷は、1937年創業の製本・印刷会社です。同社は、青森の伝統文化の継承に貢献する製品づくりを特徴としており、青森の伝統文化「ねぶた」の学習・体験ができる「ねぶたカンタンキット」などの企画・制作・販売もしています。同社は本事業のサポートを受け、同製品のアイデアをさらに磨き上げて、ねぶたが飛び出す仕掛け絵本『ねぶた ここにいた!』を開発しました。




青森県「令和3年度 専門家との連携によるデザイン活用製品開発支援事業」 概要


【デザイン活用製品開発支援事業とは】
企業が保有する潜在的なデザイン(意匠)保護を支援するとともに、クリエイターなどの専門家や支援機関と共にチームで支援することにより、企業のデザイン力を向上させ、デザイン(意匠)を活用した製品開発につなげるものです。

■本事業をきっかけに誕生した新製品

仕掛け絵本『ねぶた ここにいた!』

■新製品を開発した企業
時田製本印刷株式会社

■専門家チーム
株式会社クリーク・アンド・リバー社(企画・プロデュース)
マナブデザイン株式会社(デザイン)
公益財団法人川崎市産業振興財団(知的財産コーディネータ)

■制作協力

内山龍星氏(ねぶた師)

■実施主体

青森県


仕掛け絵本『ねぶた ここにいた!』製品概要


■内容
ねぶたの色使いをイメージした可愛いイラストで、青森県伝統の祭りである「ねぶた」をテーマにしたストーリーが楽しめます。ストーリーの中で2箇所、しかけ絵本になっているページがあり、楽しみながら読むことができます。幼児から小学校3年生くらいまでを対象としています。


■価格
2,830円(税込)

■仕様
製本方法:PUR製本
サイズ:A4変形 (幅20㎜、高さ285㎜、235㎜)
総ページ数:20頁
表紙:上質110㎏ 片面カラー、クリアPP加工
本文:ケンラン265㎏ 両面カラー
重量:613g
発売日:2022年7月7日

■企画・制作・印刷・製本・発行
時田製本印刷株式会社


▼『ねぶた ここにいた!』の詳細・ご購入はこちら

https://tokitaseihon.co.jp/product/tbp301/




【『ねぶた ここにいた!』に関するお問い合わせ】

時田製本印刷株式会社
仕掛け絵本『ねぶた ここにいた!』担当
TEL:017-763-3300
https://tokitaseihon.co.jp/contact/

インタビュー

技術と特徴を活かして「青森の文化がつまった仕掛け絵本」の開発にチャレンジ

当社は、青森の伝統文化の継承に貢献できる製品づくりを特徴としており、ねぶたの学習・体験ができる「ねぶたカンタンキット」などの企画・制作・販売をしています。今回は主力事業である製本業で培った製本技術を活用した新製品の企画にチャレンジしました。専門家チーム(プロデューサー、デザイナー、知的財産コーディネータ)からは、当社の技術力と特色を踏まえた「青森の文化がつまった仕掛け絵本」の製品案を提案いただきました。「青森の文化がつまった仕掛け絵本」は、子どもが楽しみながら青森の文化に触れる・学ぶことができることをコンセプトとしています。今回、飛び出す仕掛けのパーツが35種あり、すべて手作業で一つひとつ組み立てています。

試行錯誤の末、薄くても壊れにくい仕掛け絵本が完成

この仕掛け絵本の一番の特徴は「PUR製本」を採用している点です。通常絵本は、ページを見開きにした時に中央にくる綴じ目の部分(ノド元)まで開くように、紙を貼り合わせて作る合紙製本や本文の真ん中をミシンで縫う糸ミシン製本が一般的です。しかし、今回、当社では、ノド元まで開いても壊れにくい「PUR製本」の技術を活かして絵本を作成。PUR製本はページの少ない薄い冊子には不向きで、糊の扱いが難しいというデメリットがありますが、試行錯誤を繰り返し、薄くても壊れにくい仕掛け絵本が完成しました。

【PUR製本について】
通常の無線綴じと比べて耐久性に優れ、見開きがしやすいPUR製本で仕上げています。
1.製本強度及び柔軟性に優れている
2.耐熱、耐寒性に優れている
3.環境に優しい

▼時田製本印刷のPUR製本について
https://tokitaseihon.co.jp/products/pur-binding/

プロジェクトチーム

株式会社クリーク・アンド・リバー社
ソーシャル・プロデュース・グループ
オープンイノベーション・ディビジョン

青森県「デザイン活用製品開発支援事業」担当

お問い合わせ

クライアント情報

時田製本印刷株式会社

本  社 : 青森県青森市大字油川字千刈115-9
創  業 : 1937年(1980年設立)
代 表 者 : 代表取締役社長 伊織忠夫
事業内容 : PUR製本事業、製本事業、文化継承事業等