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きたがわ翔『19 FOREVER』が遂に完成!漫画家とファンの熱き想いがクラウドファンディングで結実

2017年12月22日

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株式会社クリーク・アンド・リバー社

当社は、当社がサポートする漫画家クラウドファンディング(以下CF)第3弾「CF限定永久保存版!きたがわ翔『19 FOREVER』制作プロジェクト」達成により制作されたコミック冊子『19 FOREVER』 の完成記念パーティーを開催いたしました。
「漫画家クラウドファンディング」は、漫画家の「描きたい!」という情熱と、ファンの方々の「読みたい!」という想いを一緒にカタチにするプロジェクトです。同プロジェクトの第3弾として、漫画家・きたがわ翔さんの『19<NINETEEN>』続編である『19 FOREVER』の制作を支援するCFを2017年1月25日から2017年3月18日までCFプラットフォーム「トリガー」で実施。約2ヵ月間という短い期間にも関わらず、目標の2,500,000円に対し、88名の方々より3,430,000円ものファンディングが集まり、目標を見事に達成いたしました。
今回のCFは、2010年12月にオー・スーパー・ジャンプ(集英社)に1話限り掲載された『19<NINETEEN>』 の続編『19 FOREVER Prologue』の「続きが気になる」との読者からの声がきっかけとなりプロジェクトが始まりました。同プロジェクトでは当初、続編である『19 FOREVER』 2話分の執筆を予定しておりましたが、きたがわ翔さんのご厚意で3話分を追加執筆。コミック冊子版には『19 FOREVER Prologue』(40ページ)と執筆された『19 FOREVER』3話分(96ページ)、計136ページを完全収録しております。11月18日に開催された『19 FOREVER』完成記念パーティーには、きたがわ翔さんと高額の支援者の方々15名が参加し、盛大な宴が執り行われました(会の様子はページ下部に続く)。この『19FOREVER』は2018年春に電子書籍版の発売を予定しています。
 『19 FOREVER 』 概要 

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■『19 <NINETEEN>』とは
1988年から1990年にかけて週刊ヤングジャンプ(集英社)で連載された『19<NINETEEN>』。代官山学院大学1年生でラグビー部に所属する主人公・久保田一至の恋愛を描いた青春ストーリーです。ある日、中学時代のクラス会で憧れのマドンナ・藤崎雅菜と再会を果たします。彼女いない歴18年の一至の恋の行方はどうなるのか。恋愛を通して人間的成長を描いた『19<NINETEEN>』 は、男性向けコミックながらも繊細なタッチとさわやかなストーリーで絶大な支持を得て、1990年にはOVA化もされた大人気作品です。

19forever_01.jpg■『19 FOREVER Prologue』とは
『19 FOREVER Prologue』は、2010年12月にオー・スーパー・ジャンプ(集英社)に1話限り掲載された『19<NINETEEN>』 の続編。45歳を迎えた主人公・久保田一至は、父の介護をしながらサラリーマンとして働く毎日。働く会社は吸収合併されることが決まり、人生に虚しさばかりを感じて日々を過ごしています。そんな折、19歳の頃に働いていた喫茶店「do」にそっくりのお店を見つけます。中から出てきたのは、25年前に亡くなったはずの「do」の店長にそっくりの人物。この人物は一体...?単行本にも未収録の幻の1話。現在、電子書籍版が配信されています。

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■『19 FOREVER 』とは
『19 FOREVER 』は、「CF限定永久保存版!きたがわ翔『19 FOREVER』制作プロジェクト」達成により制作された 『19 FOREVER Prologue』 の続編。25年前に亡くなったはずの「do」の店長にそっくりの人物との出会いが、主人公・久保田一至が会社員としての人生を変えるきっかけに。49歳を迎えた主人公・久保田一至は一体、どのような人生を選択したのか。きたがわ翔さんの 『19<NINETEEN>』への愛、キャラクターたちへの愛、そしてファンたちへの愛に溢れた作品になりました。ファン必見の感動作!


<CF限定永久保存版!きたがわ翔『19 FOREVER』制作プロジェクト>
■クラウドファンディング 結果
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目標金額:2,500,000円
実施日: 2017年1月25日~2017年3月18日
集まった金額: 3,430,000円
支援者数:88名

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<作者・きたがわ翔 プロフィール>
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きたがわ翔は1981年にデビューした漫画家。男性、O型。1981年中学2年のとき、第159回『別冊マーガレット』(集英社)まんがスクールへの応募で「番長くんはごきげんななめ」が佳作受賞。同年「番長くんはごきげんななめ」(『別冊マーガレット』)でデビュー。1986年『ヤングジャンプ』に「TEENSしようか」を隔週連載、青年誌の活動の場を移す。1988年から同誌で連載した「19〈NINETEEN〉」は主人公と作者の実年齢がほぼ等しく、10代終わりの微妙な心理をリアルに描き、読者の支持を得、オリジナルビデオアニメ化もされる。
また、画力に支えられた卓抜したトーンワークも特徴。1990年からは『ヤングジャンプ』で水泳が題材の 「B.B.フィッシュ」を連載した。家族の絆を描いた『ホットマン』(集英社)は、TBSで2度テレビドラマ化される(2003年、2004年)。また、『C』(集英社)、『刑事が一匹...』(講談社)、『デス・スウィーパー』(角川書店)、『ソウルメッセンジャー』[原作:藤沢とおる](集英社)、『アントルメティエ』[原作:早川光](集英社)など幅広く多彩な作風を持っている。1981年に13歳という若さでプロデビュー。2017年現在、漫画家歴35年を超えて、今も精力的に執筆活動を行っている。

<潜入レポート!『19 FOREVER』完成記念パーティー>
11月18日(土)、コミック冊子『19 FOREVER』の完成を記念して、パーティー参加券をリターン品としてゲットした支援者の方々をお招きし、きたがわ翔先生を囲む記念パーティーが、女子会に最適なオシャレなダイニングバーで催されました。その時の様子の一部をレポートいたします!
なんといってもクライマックスは、印刷されたばかりのコミック冊子『19 FOREVER』が参加者全員に手渡され、 司会者の「せーの」の合図で一斉に読み始めた時。しばしの静寂が会場を包み込んだ後、鼻をすする音が聞こえてきました。思わず感涙する参加者の方がいらっしゃったのです。それもそのはず。この『19 FOREVER』は参加者の方々にとっては、きたがわ先生と一緒になって作った大事な大事な作品なのですから。中にはお気に入りのシーンを何度も読み返す方や、途中で「いっぺんに読むのがもったいない」と大切そうに冊子をしまう方も。このプロジェクトが達成して本当に良かったと思えた瞬間でありました。
『19〈NINETEEN〉』 『19 FOREVER』、そしてその他の「きたがわ翔作品」に関するディープな話は尽きることがありませんでした。皆さまはきたがわ先生と一丸となって作品を完成させた"同志"。解散時には名残惜しそうに「またこういう機会を!」との声も聞こえてきた熱い夜でした。ご参加いただきました支援者の皆さま、本当にありがとうございました。またの機会をお楽しみに!


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当社ライツ・マネジメント・グループは、2016年5月より「漫画家クラウドファンディング」プロジェクトを始動。これまでにこやま基夫氏の「新章突入!『おざなりダンジョン クラウドパンゲア』執筆支援プロジェクト」、山本貴嗣氏の「続編マンガ『剣の国のアーニス2』制作支援計画」、きたがわ翔氏の「『19 FOREVER』制作プロジェクト」を実施いたしました。いずれのプロジェクトとも目標金額に到達し、現在プロジェクト達成記念として『おざなりダンジョン クラウドパンゲア』、『剣の国アーニス2』および『19 FOREVER Prologue』の電子書籍3作品を配信中です。当社は今後も、ミッションである「クリエイターの生涯価値の向上」の実現のため、作家の活躍の場を様々な形で創出してまいります。





この件に関するお問い合わせ

株式会社クリーク・アンド・リバー社 経営企画部

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